一度に多くの女性との出会いが期待できる街コン。
出会いの少ない社会人にとってはマッチングアプリと並んで外せないツールである。
しかし、一度に多くの女性と出会える分デメリットもある。
それが、1ローテーション20〜30分という短い時間の中でどれだけ相手に印象づけができるか?ということだ。
マッチングアプリであれば時間をかけてやり取りができるが街コンではそうはいかない。
私も何度か街コンに参加しているが、正直、最初に周って来た女性は最後のほうでほとんど覚えていない。(よほどドストライクなら別だが・・・)
私が男性なので男性目線で書いているが、たぶん女性も同じことを思っていることだろう。
そこで今回は、街コンで気になった女性にあなたの存在を印象付けて急接近する方法を紹介する。
結論からいうと、
- 身につけている小物・服装を褒める
- 会の途中でのLINE
この2つだ。
それでは詳しく見ていこう。
身につけている小物・服装を褒める
街コンではほとんどの場合、はじめに「プロフィールカード」を記入することになる。
このプロフィールカードを相手と交換して、この内容に沿って会話を進めていく形だ。
相手の情報が即座に分かるプロフィールカードは話のキッカケを得るためにはなくてはならないものだ。
しかし、このカードに沿って質問することは誰しもがやること。何度も同じ質問をされている可能性がある。
これでは他の大多数の人と変わらない。つまり、あなたの印象が薄くなってしまう。
そこで行いたいのが「相手の小物・服装を褒める」ということだ。
場の空気や友達との兼ね合いで繰り出すのが難しいとは思うが、これができたら他の大多数の人よりも”一歩リード”したと言っても過言ではない。
女性はこの日のために時間をかけておしゃれをしてきている。身につけている小物も普段つけていないものかもしれない。
それに気づき、褒めてくれたら嬉しいものだ。
しかし露骨にベタ褒めするのは逆効果だ。
- それ似合いますね!
- おしゃれですね!
その程度に留めておきたい。
あくまでも「細かいところに気づける男」という印象を残すためだ。
ただ、策略とはいえ思ってもないことを言うのはご法度だ。
本心から思ったことが口に出たというさり気なさができる男だ。
会の途中でLINE
気になる女性と無事にLINE交換をしてそれで安心してはいけない。
大事なのはLINE交換したあとの行動だ。
普通、会が終わってからもしくは帰宅してから、
などのLINEを送ると思うが、この時点で行動したのでは遅い。
送るタイミングは「次の組(ローテション)が終わるまで」だ。
このタイミングで、
- 飲んでますか?
- 楽しんでますか?
などのLINEを1度送っておきたい。
なぜ「次の組(ローテション)が終わるまで」のタイミングで送るかというと、次の組の人たちともLINE交換をする可能性がある=スマホを見るタイミングだからだ。
送っても見られなければ意味がない。しかし、このタイミングであればスマホを見てもらえる可能性大だ。
さらに、”さっき交換した人からLINEが来た”ということで”だれだっけ?”となる可能性は少ない。
これは「エビングハウスの忘却曲線」を利用したものだ。
本来は学習や暗記などの言語の記憶に使われるものだが、私は”人を覚えることにも適用できる”と考えている。
エビングハウスの忘却曲線とは?
ドイツの心理学者「ヘルマン・エビングハウス」の発表した「エビングハウスの忘却曲線」。エビングハウスは、無意味な音節を記憶し、時間と共にどれだけ忘れるかを数値化した。その結果が下記になる。
- 20分後には42%忘れる
- 1時間後には56%忘れる
- 9時間後には64%忘れる
- 1日後には67%忘れる
- 2日後には72%忘れる
- 6日後には75%忘れる
- 31日後には79%忘れる
ちなみに、もし気になる女性が最後の組に周ってきたのなら、そのまま2次会に移行できるのでこの方法を使う必要はない。
さいごに
街コンでは1組20〜30分という短い時間の中で相手の記憶にどれだけあなたの存在を定着させられるかがカギとなる。
アフターケアも大事だが、まずは当日の営業活動を怠らないようにしたい。
細かい気付きやマメさを”少し”発揮するだけで他人との差別化を図ることは容易だということがわかってもらえたのではないだろうか。